2022年12月18日 家族のこと

コロナ感染

この一週間新型コロナに感染し、自宅療養しておりました。

先週の土曜日に神奈川大学での講演会に参加後、急激に体調を崩し、その夜に39.8℃の高熱を発し、翌日日曜日朝の抗原検査で陽性反応が出て、自宅で療養生活をしておりました。

 

初日は、寝室の空調を調整し、家族から隔離生活していたのですが、発症前に同じ屋根の下にマスクなしに生活していたからでしょうか、半日後には全員陽性反応がでておりました。

家族全員で妖精です。

 

感染された方のお話をお伺うする感じでは「それほど症状はひどくなかった」と聞くことが多かったのですが、私の場合はけっこう大変でした。

ナイフで喉を削がれたかのように喉全体の痛みが伴いました。

自分の唾を飲み込むことでも激痛が走る感じです。

ただじっとしていても、鼻腔から鼻汁が喉に落ちてきて、これを飲み込むことが出来ません。

飲み込もうとすると激しく咳き込むことになってしまいました。

吐き出すしかありません。

1分に一度くらいは吐き出す必要があるので、洗面所の傍にいるか、洗面器を抱えているしかありませんでした。

ゆっくり寝ることも出来ず、洗面器を抱えたまま身体を起こしてひたすら痛みに耐える最初の2日間でした。

咳をしてしまうと、さらに喉が炎症して喉を傷めてしまう悪循環。

自分の唾を飲むことが痛いくらいなので、水も飲むことが出来ません。

我慢できるのが、水をゼリー状にしたものだけでした。

ウィダーインゼリーやOS-1ゼリーも試したのですが、味が付いているので喉を通るときには痛みを伴います。

喉に何も通らないので、初日の2日で4kg痩せました。

水分補給をしないと脱水症状になると思ったので、涙を流しながら痛みをこらえて水を飲んでました。

3日目からは少し喉の痛みが和らいで、何か喉を通すことが出来るようにはなりました。

先の「水ゼリー」とウィダーインゼリーと1:1で混ぜたくらいがちょうどよい感じでした。

ちなみにウィダーインゼリーも味によって痛みが違く、ラムネ味<ぶどう味<マスカット味<グレープフレーツ味の順で痛くなる感じでした。

OS-1のゼリーはマスカット味とグレープフレーツ味の間くらいの痛さでした。

ここでやっていはいけないのが、薬を混ぜること。

頭痛薬など錠剤を飲み込むのがつらい状況なので、砕いて水で飲もうとしても水自体が痛いので、「ゼリーに混ぜて」と考えてしまったのですが、ウィダーインゼリーのような果実味が付いたものに砕いた頭痛薬などを混ぜると激マズになります。

この世のものとは思えないほど苦くなります。

3日目になってもとにかく喉の痛みがひどいので、これを取り除くには、痛み止めしかありません。

ロキソニンなどの鎮痛剤を飲み続けるしかありません。

最初の2日間は鎮痛剤が効いているのかいないのか分からないくらい痛かったです。

3日目からは頭痛薬の薬効が切れると途端に激痛が走る感じ。

3日目くらいからのどの痛みが少し和らぐのですが、そこから咳が酷くなりました。

咳を止めるには、いろいろと薬がありますが、市販の喉の飴やトローチは刺激が強すぎて余計に喉に負担がかかって咳が出てしまいました。

いろいろと試したのですが、漢方の桔梗湯が効く感じでした。

「龍角散ダイレクトが効果がある」とも聞いたのですが、この薬は私の喉には刺激が強すぎる感じでした。

「どんなけ咳をすれば、咳が出なくなるのか」ってくらい咳をしました。

咳を我慢すると、溜まって溜まって大きな咳き込みとなってしまって、喉を大きく炒める結果になるので、小さな咳をこまめにして、喉の負担を極力するくなくする作戦に切り替えました。

「コンコン」と少女のようなかわいらしい咳を小さくし続ける感じです。

とにかくオミクロンは喉への攻撃力が半端なかったです。

途中で休み時間なんて与えてこない。

「なんて苦しい戦いなのだろう」と何度も思いました。

4日目、5日目は喉の激痛は相変わらずで、咳も出ましたが、熱が出なくなったことと倦怠感が徐々に和らいできました。

6日になってかなりのどの痛みも和らいできて、喉に違和感が残るけど、耐えられない痛みではなくなりました。

 

そして8日目となる本日、必要とされる療養期間を消化し、晴れて社会復帰いたしました。

朝から事務所に行って、溜まった仕事を片付けてきました。

朝から早々にVOICYの週録もしました。

ちなみにワクチンは3回接種していて、何事もなければ昨日4回目接種の予定でした。

横浜市の基準では、発症後7日間は自宅療養し、10日間は宴会などの感染リスクの高い場所にはいかないようになっています。

10日間の間で7日分の忘年会の約束をキャンセルすることになりました。

ご迷惑おかけいたしました。

逆に言えば、コロナに感染していなければ、7回の忘年会に参加することになり、相当胃と肝臓を酷使したと思われるので、神様が「休め!」と罰を与えたものと思って、大人しく諦めました。

しかし罰とはいえ、今回の喉の痛みは相当なものでした。

「これからは節制しますので、もう罰は与えないでください」感じです。

喉の痛みも無くなったので、近所のパン屋でカレーパンを買って来て美味しく頂きました。

 

夕ご飯は久しぶりにデッキで焼き物。

 

仕事帰りに買ってきたそら豆とマグロカマを焼いてみました。

 

マグロのスキ身も売っていたので、中落ちも。

健康って大切だな〜、としみじみ感じております。



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