2015年9月24日 未分類

あたたかい家づくり

あたたかい家づくりにはもちろん、太陽の光を上手に取り入れることは重要です。

同時に取り入れた熱を外に逃がさないことも重要なため、断熱性や気密性が大事ということを聞くと思います。
あすなろ建築工房では、横浜という地域性があるため、様々な考え方の基、施工方法を決めています。もちろん、次世代省エネ基準と言われる省エネ基準以上の施工です。
現在、進行中の現場で2種類の施工方法を行っているのでご紹介したいと思います。
①横浜市泉区の現場
(次世代省エネ基準施工)
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屋根には90mmのフェノバボード 斜線が厳しいため垂木の高さを利用して通気層も一緒に確保しています。
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壁には90mmの高性能グラスウール 防湿フィルムとは別々の断熱材を使用し、きちんと断熱材を充填できるようにしています。フィルムとの重なりのところには気密テープを施工。
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地下はRC造なため、硬質ウレタンフォームを使用。 ウレタンフォームは木造部分には使用しません。一番の理由は何十年か後にライフスタイルが変わり、リフォームする際にウレタンフォームが木にくっついてしまっているため、再利用が難しいからです。
②川崎市麻生区の現場
(付加断熱施工)
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屋根は高性能グラスウールを90mm+105mmの2重施工。この後、防湿フィルムを施工します。
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壁は高性能グラスウール120mm こちらもこの後防湿フィルムを施工します。
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こちらはお風呂場の下です。基本的には床下換気を行うため、床下は外部という考えで施工しております。そのため、お風呂場や玄関は室内になりますので断熱材や気密と言った性能をきちんと考えなくてはなりません。
そのため、写真のように断熱材をしっかりと施工します。
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もちろん、断熱材を切り取った箇所は補修をします。
このように敷地条件やお客様の要望によって施工方法を選択しております。
お客様により、あたたかい家に住んで頂きたく私たちも日々勉強し、新たな施工をチャレンジしております。
あすなろ建築工房 菊地


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